脆く囁く糸

「♀として未完成なんだ。私」


“それは未開発ってコト?”


「誰にも感じたことないの」



“そっか。俺が開発してあげたい”


「うん」


顔も知らない その人が


私にとって

おおきな存在になっていく

心が…

繋がっている気がして