「菜々美、母さんのことはほっといて、2階に行こう」


「え、でも」


そう言って戸惑ってるあたしの腕を翔太は掴んで、階段を上ろうとした。


しかし・・・


「待ちなさい!」


そう言って無理矢理翔太のお母さんにリビングに連れていかれた。