「俺……こうやって…晴緋と一緒に寝るの、好き…」 そう言って私を抱き寄せた雅兄が耳元で小さく呟いた。 「晴緋が……妹じゃなかったら…な…」 『え…?』 悲しそうな表情を見せる雅兄が一瞬、別人に見えた。 「晴緋……愛してる」