時間が経ち、 就寝する時刻になった。 「晴緋……一緒に、寝よ?」 また今日も一緒に寝たいと言い出す雅兄。 『いいよ。』 素っ気ない返事でもぱぁっとした笑顔になるのが可愛くてしかたない。 「先に……どぞ。」 ベッドを指差し先に入ってと言われ、とりあえず入ってみるとすぐに雅兄が中に潜り込んできた。