【教えて…空白のまま…―。】 【どうして…、涙がこぼれる…―?】 びっしょりに濡れた三人は要の部屋の前でメイド達に叱られていた。 真剣に聞き、謝っているのは憐だけ。 刹那は目を瞑り聞いているような素振りを見せつつも、優夜の髪の水分をタオルで拭き取っていた。 優夜も聞いているように見えるが、下を向いて頷きもしない。 「貴方達の服を洗うのは私どもなんですよ!」 「そのタオルだって、ただじゃ洗濯出来ないんですよ!!」 「すみません…! すみません…!」