「きゃっ!?」 バシャッ… 驚いて振り向いた憐の瞳に映ったのは「あ、」の顔で硬直している優夜と刹那だった。 「…なに?」 憐が二人を見上げて首を傾げる。 そんな憐の頬に優夜が手を添えてきた。 お湯に浸かっている筈の優夜の手は氷のように冷たく、憐は小さく肩を揺らした。 「そんなに冷たいの? 俺の手…」 優夜は悪戯っ子のように笑うと頬から耳に手を滑らせて移動させた。 ビクッ!と震えた憐は刹那の後ろに逃げ込んでしまった。 「……ム」 「優夜は悪戯が過ぎるんだ」