IMITATION LOVELESS -Remember-



憐は溢れそうな涙を必死に耐えていた。


「…寒い?」

「暖めてやろうか?」


優夜と刹那は乾き始めた体を憐に密着させてきた。

憐の服は殆ど素肌が見えてるデザインだ。
濡れて透けてしまった服は憐のお腹や、貼り付いたスカートを嫌がる太股を艶-ナマメ-かしく強調していた。


「…や 二人とも」

「冷たくなっちゃったね…」


優夜は憐の耳元で囁きながら、濡れた髪を指に絡ませて遊んでいる。

刹那はファスナーが開いていて見えている憐のお腹に手を滑らせる。