IMITATION LOVELESS -Remember-



長い髪を風に遊ばせながら女性が優夜と刹那に笑いかけた。


「さっきね、病院に行ったとき言われちゃった…」

「何を?」

「…?」


美しく微笑む憐はお腹を優しく撫でている。


「妊娠…、三ヶ月だって…」


憐の言葉に優夜と刹那は呆気にとられてしまう。

瞬きを繰り返す。

しばらくすると 言葉の意味を理解したのか、憐の腕を掴む。


「「どっちの!!?」」

「ふぇ!?」


驚いた憐は間抜けな声を出してしまった。


「フフッ……どちらのかなんて…生まれてからじゃないと、わからないでしょ?」