「アンタが! 全部、全部悪いんだぁ!!」 谺は刀を構え、要に突進する。 怒りに我を忘れてしまった谺は隙だらけだった。 「谺! 止めて!」 「シネェ!!」 「ぐ…!」 要は自己防衛のため 谺に発砲する。 ―パンッ 「っあ…!!」 谺の太股を弾丸が撃ち抜いた。 幸い、血の量は魑程ではない。 しかし 足を封じられた谺はその場に倒れ込む。 「そんなに大切なら…弟の元に送ってやる」 要は銃に弾を装填する。 銃口を谺に向けて 引き金に指を添える。 ―パンッ