「すだまぁ! すだまぁ!!」 「谺、落ち着け!」 谺は魑の傍らで泣き崩れる。 大粒の涙を溢れさせ、嫌々と首を振っている。 髪を鷲掴みにして今にも 壊れてしまいそうなくらいに泣きじゃくる。 「す…だま…」 「憐……大丈夫だから…」 憐も優夜の支え無しでは座ることも儘ならなくなってしまっている。 刹那は肩に羽織っていたハーフマントで止血を続ける。 溢れかえる魑の血は止まることを知らない。 谺が魑の頭を大切そうに抱き締める。 離さないとばかりに、きつく 強く。