IMITATION LOVELESS -Remember-



「ぅああ!!!」


優夜は頭を抱え、苦しげに顔を歪め 涙を流す。


【不完全な愛しか、君には与えられない、それはとても悲しいこと…―。】

【不完全な愛だからこそ…、不完全な僕に空白な愛を教えてくれる…―。】


「優夜…! 刹那…!」


二人に駆け寄ろうとする憐を黒スーツが押さえ込む。


【人の模造品である僕は二人とは違う…―。】

【それでも…ずっと、一緒に居たいと願うのは…僕の我儘…―。】


「ぅ……っが!?」

「っ……!!?」