「勿論、撃ち合いたくないなら、撃ち合わなくても構わない…」 要の言葉に優夜と刹那は違和感を覚えた。 「この汚れた姫が要らないのならば…、の話だがね」 「……ちっ」 「…くそ」 優夜と刹那はお互いに舌打ちをすると、一瞬で懐から銃を取り出し、互いに向けて発砲する。 ―パンッ 乾いた破裂音が響き渡る。 その銃声を聞き、憐が瞼を開いた。 目が覚め、最初に瞳に映ったのは 愛しい二人が銃口を向け合っている姿だった。 「ゆうや…? せつな…?」