IMITATION LOVELESS -Remember-



二人の鋭い視線が要を捕らえる。
怒りを含んでいて、普段の優しさは微塵も感じられなかった。


「…まぁ待て、そう怒るな。 ここで一つ "ゲーム"をしようじゃないか?」

「「ゲーム…?」」


要は余裕そうな不敵な笑みで憐に近寄る。
瞼を下ろし、まるで眠り姫のように可憐で儚げな憐の髪を撫でた。


「コイツが欲しければ、大切なお互いと撃ち合ってみろ」

「…撃ち合う?」

「優夜と…俺が…?」


二人は冷や汗を一筋垂らす。
互いの瞳を見る。
双方とも動揺の色が見えていた。

二人が俯いてしまうのを見て要が語りかける。