梟は優夜に諭されてビクッ とすくんでしまう。
そして 驚いたのか、人間の姿に戻ってしまった。
「「あ…」」
端から見れば可笑しい絵に見えるが、優夜は優しく笑い 魑を撫でた。
「気を付けなよ?」
優夜の微笑みに魑は頬を赤くする。
《魑ぁ! ときめいてる場合!?》
「あ! 優夜、刹那 憐が!!」
「「!?」」
魑の慌てぶりに二人は尋常でない雰囲気を感じた。
魑は梟に姿を変え、真っ白な梟、谺と共に部屋を飛び出す。
その二羽を優夜と刹那は追いかけた。
手には、
黒猫のぬいぐるみと
ロケットが握られていた。

