IMITATION LOVELESS -Remember-



優夜と刹那は憐に駆け寄ると、きつく、強く抱き締めた。

憐を繋ぎ止める様に…。


「…優夜ぁ? 刹那ぁ?」


「「………」」


二人はただ、感情の無いような表情のまま、憐に抱き着いている。

徐々に強くなる腕の力は、三人のバラバラの心を溶かしていくような温もりを感じさせた。


「「憐…」」

「優夜…、刹那…」


【「「―がこれからの生活を、笑顔で過ごしてくれること」」】


「っ…」
「……」


優夜と刹那の脳裏に言葉がよぎった。

痛みは無いが 違和感を感じ、頭を抱える。


―ズギンッ!!


「っがあ!!」
「ぐっ…ぁあ!」