憐は力の入らない腕を動かし、優夜と刹那の頬に伝う涙を指で掬った。 「……こんな形でしか…愛を表せないなんて……、」 「まだまだ、子供だな…俺達は…、」 二人は泣きながら憐を強く抱き締めた。 汗をかいた憐の素肌は冷たくなっていた。 「憐、お風呂…行こ?」 「優しくしてやる」 二人が甘く微笑むと、憐も薄く笑った。 そして首を縦に振る。