アウト

「今あいつら何処にいるのかなぁ??」

「私達が眠る前は、中学3年の終わりだったからね。」

「ってことは、高校2年かぁ。結構大事な時期だねぇ・・・。
 そんな大事なときに私達の復讐がはじまっちゃうなんてかわいそうだね。」

「かわいそう??自業自得よ。
 私達にあんな事したんだから。」

「愚かな人間どもってかんじ??」

「そうだね。
 愚かすぎたのよ、あいつらは。
 それよりあいつらがどの学校に通ってるか探そ!!」

「うん」




「見つけたよ。」

「こんなに簡単に探し出せるなんてね・・・。
 普通は、もっと厳重なはずなのにね。」

「うちらが、すごいだけだよ。」

「そうだね。
 でも簡単に見つけられてよかったなね。」

「そんで、いつから通うの??」

「明日下見に行く。」

「ってことは、明後日から通うんだね・・・。」

「楽しみだね。」

私達は楽しんであいつらは苦しむ。
2年前の何倍も苦しむことになる。
そのために私達が目を覚ましたんだ。
苦しんでもらわないと私達が目を覚ましたいみがなくなってしまうから。。。