「今度、どっか行かない?」
「いいな!どこ行く?
行きたいとこに連れて行ってやるよ!」

「ん〜……じゃあ遊園地!」
「分かった!
じゃあ明日の9時に駅前集合で」「ばいばーい!」




すごく嬉しかった。

大好きな彰宏と一緒にいられる。

そんなことでにやけてしまう。


でも嬉しいのも私だけ。
彰宏は無理して、元カノを忘れるために私と付き合っている。


そう思うだけで胸が痛くなった。