「とにかく、早く着替えて行ってこい。」



「わかった。なんかあったら王家と十六夜の団の権力、振りかざしていい?」



一応の事態も考えてね…



「ああ、いいぞ。」



「ありがと!父様!
…父様、母様。いってきます!!」



「「いってらっしゃい。」」








いつ終わるのか分からない…。





死闘を繰り広げる旅が…、









今……、始まった…――――――――――――――――――。












♪杏樹side end♪