この場所で過ごして 2




「竜矢!?正気か!?」


「はい…」



旦那さまは読んでた本を落とし、驚く。



「しかし…!」


「自分が決めたことです、今までありがとうございました」


「竜矢!」



私はそれからの旦那さまの言葉を聞かず、部屋から出て行った。