この場所で過ごして 2




私は車から出て家に入るとすぐに旦那さまの部屋に向かった。


旦那さまのドアの前に立ち、ドアをノックする。



「入っていいぞ」



そう聞こえたので私は入った。



「失礼します」


「おや、竜矢か」



旦那さまはソファに座ってて本を読んでいる。