もう止めて。 私は大切な皆さんを巻き込みたくはないんだ。 「悪かったな、竜矢」 「竜矢さん、僕も悪かったよ…」 名央さまと真央さまは謝りの言葉を口にした。 「いえ…、悪いのは僕ですから」 「……さっさと車運転しろ」 「はい」