するとスーツを着た男性が現れた。 紀子さんと知り合いらしい。 「輝彦さん…」 「いやー、紀子さんのお父様に招待されて来たんだけど会えるとは嬉しいねー」 輝彦さんって人はあたしたちのほうを見た。 「あれ?片島くん?」 竜矢さんはビクっと反応した。 まるで輝彦さんに怯えているよう。