…え? あたしが隣を見ると湯山くんがいた。 『今女の声じゃ…』 「お母さんお願いです、淑恵ちゃんを出してください」 湯山くんは互いの顔も見えていないのに頭を下げた。 「僕はどうせ学校にも通ってません、だから僕の名前を使って警察でも呼んで下さい」 「湯山くん…」