俺と竜矢は透の隣の席に座った。 透は本を読んでいる。 「透、それなんて本なんだよ?」 「ただの小説です」 「どんな小説だ?」 「ミステリーですけど」 透は本を手放そうとはしない。 せめて話すときぐらい本離せよ。