この場所で過ごして 2




放課後


あたしは部活の準備をして教室から出てこうとした。


するとクラスの子たちがドアの前に立ち通らせないようにする。


あたしはもう片方のドアから出ようと思った。



「あんたに味方はいないよ」



そうあたしに向かって言う。