この場所で過ごして 2




そして月日は流れて高校生になった。


ある日田舎の高校に転校生がやってきた。



『父親の仕事の都合でこちらに引っ越してきました、吉村紀子です』



それが紀子だった。



『じゃあ吉村は片島の隣に座れ』


『はい』



私と紀子は隣の席になった。