「なるべく穴あいてたり危険そうなとこは避けて通ろう」 「うん」 あたしたちは立入禁止の中へと入った。 危険な目に遭わないように慎重に歩く。 時間はかかったがなんとか階段に登れた。 「ふー、危なかった」 「竜矢さんもきっと超えるの大変だったろうね」 「ああ…」