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「てかけっこうこの建物古いね」


「ああ、確かにな」



あたしたちは高校の中に入って竜矢さんのいる屋上に向かっていた。



「そういえばあたしたち勝手に入ってますけど大丈夫なんでしょうか?」


「別にここ人そんなにいないから大丈夫だろう」


「ねえ!みんなあれ!」



理央くんが指をさす。