そして俺達は、物凄い勢いで、教室から出た。 「まてぇー!!逃げられるとでも思うなよ〜!俺はこう見えても、走るの速いんだからなぁー」 そうだ…、コイツ体育の先生だった。 「海翔!アイツ絶対に最後まで追いかけてくるつもりだ、二手に別れて隠れるぞ」 「りょーかい!」 そして俺は、勢いよく屋上への階段を上った。