キリサクテ




「やめてー。助けて…。お願い。」


…何故俺は今こんなことをしてるんだろう。
早く早く警察に電話しなきゃ。
いや…助けに行かなきゃ。


なのに俺はただ繋がり続けて聞こえてくる
妻の声を聞いているだけだ。


「いや…死にたくない…雄哉…たす…いやぁぁぁぁぁぁぁぁ」





電話はそこで切れた。