「―っ美鈴!待って!」


先輩の声??


「あれ、忘れ物ありましたっ??」
忘れ物あったかなー・・・


「違う違うっ!」

首を横に振る先輩。
なんか必死でかわいかった。


「あー・・・ほらっ!俺んちもこっちだし!
―――・・・送ってく。」


そう言った先輩は照れて
ちょっと顔が赤かった。


「・・・はい。お願いします。」



もう少し一緒にいたかった私は
嬉しかった。