刹那音



「アズーおはよっ!!」


「あ、みーちゃんおはよー!」


梓は友達を見つけて、俺に別れを告げると走り去っていった。



希衣は学校来てるかな。











「りーつーくんっ!!」

「…うっ…」


後ろから誰かに飛びつかれた。


「千尋、重い」

「あはっ!俺鍛えてるから筋肉…っておい!!失礼な男だぜまったく」


一人で朝からノリツッコミしてる男…千尋は、どうやら嬉しい報告があるみたい。