靴箱の前でクラスの張り紙を見る。

「悠くん何組?」
「俺2組。真希は?」
「1組…」
悠くんと離れてしまった。
さいあくだぁー。

「離れたな。」
「うん。」
「でも、教室となりだし、登下校はいっしょだろ?」
「うん!もちろんだよ!」
「よし!教室までいっしょに行こう!」
「うん!」

そう言って私達は階段を登った。