ヤンキーくんとちっちゃなお姫様。

“富浦 陸”はあたしの一番嫌いな
タイプの人間だ・・・。

一般にいうヤンキー。

このひとは金髪とかではないけれど。
放っているオーラが違う。

ヤンキータイプの中心人物って感じ。


これは早く退散しなければ・・・。

犯すって言われちゃったし。
そういう人は平気でそういうこと
やっちゃったりするらしぃし・・・。

あまりそういう言葉を知らないあたしでも
さすがに分かるから。


怖いよぅ・・・。


「で・・・では、あたしはこれで・・・」

「・・・どこいくんだよ?」

ひぃっ。

獲物にねらいが定まったライオンのような鋭い目力。

存在消したいなぁ・・・。


「ぁ・・・あたし今から授業に戻らないと・・・」

キーンコーンカーンコーン・・・

  「・・・・・」


「い・・・。いけないので・・・」


「・・・・・お前今の音なんだか分かってるか?」


「・・・授業終わりのチャイムの音・・・のような気がしないでも・・・」

「聞こえないふりしても意味ねぇよ」



・・・・・・・・ですよねーーっ!



うわあああああああああっっ


何でこんな時に授業終わっちゃってるんだよっ!


なんて考えてるあたしはまだまだ余裕があると悟っていいのか・・・。

でも本当タイミング悪すぎるよぉ・・・。