臆病者の恋物語

ホームルームでは斉藤が何以下話していたような気がする。

テストがどうだとか、体育祭がどうだとか・・・。

私は由佳里と同じクラスになれた事が嬉しくて、自分の世界に浸っていた。


斉藤「・・・ら。み・・ら。三浦!!」

妄想の世界から斉藤の声で引き戻される。

どうやら、結構な回数呼ばれていたみたいだ。

クラスの視線の殆どがこちらを向いていた。



「・・・はい。」

一応返事をするが、どうにもこの教師は信用できない。