「おはよう、水嶋さん」
「進藤君……っ。おはよう」
朝練が終わって、教室に向かおうとして階段を登り終わったあたり。
階段の前に進藤君がいて、あたしの心臓がこの上ない高鳴りを見せた。
う~……。
進藤君のことを好きって認めた今、こんなことだけでドキドキしちゃうよ。
「今日、朝練だったんだ?」
「う、うん。メール見てくれたんだね」
「うん。言ってくれたらよかったのに」
進藤君は残念そうな顔をするので、胸の奥をキュンと締めつけた。
かわいい……!
「でも、いつもの時間じゃないから、迷惑かなって思って」
「そんなことないよ。水嶋さんと一緒に登校することで、俺の1日が始まるの」
進藤君……。
進藤君はあたしに顔を近づけて、相変わらず照れもしないで言う甘い言葉にますます心音が大きくなる。
「うれしい……! ありがとう!」
「えっ? あ、うん」
彼のセリフはやっぱり恥ずかしく思うけど、うれしさがこみ上げてきたので笑顔でお礼を告げた。
進藤君の言葉だけで、こんなにうれしくなるんだ……。
「これからは何でも言ってね?」
「うん」
「あ、水嶋」
教室に入ろうとすると、霧島君が話しかけてきた。
そのときの彼の表情を見ると、にこやかでさわやか。
けれども、あたしは反対に霧島君が怖く思えて、悪寒がした。
「進藤君……っ。おはよう」
朝練が終わって、教室に向かおうとして階段を登り終わったあたり。
階段の前に進藤君がいて、あたしの心臓がこの上ない高鳴りを見せた。
う~……。
進藤君のことを好きって認めた今、こんなことだけでドキドキしちゃうよ。
「今日、朝練だったんだ?」
「う、うん。メール見てくれたんだね」
「うん。言ってくれたらよかったのに」
進藤君は残念そうな顔をするので、胸の奥をキュンと締めつけた。
かわいい……!
「でも、いつもの時間じゃないから、迷惑かなって思って」
「そんなことないよ。水嶋さんと一緒に登校することで、俺の1日が始まるの」
進藤君……。
進藤君はあたしに顔を近づけて、相変わらず照れもしないで言う甘い言葉にますます心音が大きくなる。
「うれしい……! ありがとう!」
「えっ? あ、うん」
彼のセリフはやっぱり恥ずかしく思うけど、うれしさがこみ上げてきたので笑顔でお礼を告げた。
進藤君の言葉だけで、こんなにうれしくなるんだ……。
「これからは何でも言ってね?」
「うん」
「あ、水嶋」
教室に入ろうとすると、霧島君が話しかけてきた。
そのときの彼の表情を見ると、にこやかでさわやか。
けれども、あたしは反対に霧島君が怖く思えて、悪寒がした。