「椎那・・・!?」
荒城の顔が真っ赤になっている。
2回目のキス・・・
自分からしたのは、初めてだけど・・・
だって・・・荒城、移る心配ばっかするから・・・
「・・・移ってもいい。あたしは荒城といたいの。・・・ダメ?」
「・・・ダメなわけないだろ?ありがとな、椎那」
そう言って、荒城はあたしの頭をポンッとなでた。
「・・・うん!!」
思わず笑顔になる・・・幸せだなぁ。
「ゴホッ、ゴホッ・・・あぁ・・・」
「荒城!!大丈夫!?」
「あ、あぁ・・・悪いな・・・ゴホッ」
「ほら寝とかなきゃ!ね?」
「う―・・・」
荒城は渋々布団に入った。
「さて・・・荒城、何か食べた?」
「いや、何にも・・・」
「ちゃんと食べなきゃ!ちょっとキッチン借りるね。おかゆ作ってくるから!」
マンガとか小説であるな、こういうシーン・・・
少し憧れだったんだよね・・・なかなかないよ、こういうの。
あんまり料理は得意じゃないけど・・・
荒城のためだもん!
「頑張るぞ―!」

