恋する気持ち


「本当だよ!嘘は言わないってー!」



「え、でも何で知ってるの!?」



「ん―・・・それは秘密!・・・で、それより・・・教えて欲しい?」



あ、そうだった!!



「教えてください!!」



「えー?どーしよっかなぁ~」



くっ・・・こうなったら・・・



「今度、パフェおごるから!!」



今月ピンチだけど・・・エリは別!!



あたしが、そう言うと、エリの顔は笑顔で満ちた。



「やったぁ♪約束だよ―!じゃ、これ」



渡されたのは小さな紙切れ。



そこには、荒城の家だと思われるものと、周辺地図が書いてあった。



「ありがとう!!」



「いえいえ♪どーせ、今から行くんでしょ?おっさんには言っとくから、さっさと行った行った!」



「うん・・・!!じゃあ・・・行ってきます!」



あたしは再びかばんを持って教室を飛び出た。



先生に何回か呼び止められたかもだけど、無視!



先生より荒城、授業より荒城!!



会いたい、それ一心であたしはあの人のもとへ走った。