恋する気持ち


【椎那side】


荒城と付き合い始めてもう少しで2ヶ月。



あの日から、特に変わったことはない。



学校で喋って、メールしたり電話したり・・・



何かイベントがあれば・・・ん?



あたしは、偶然ついていたテレビに惹きつけられた。



「さぁ、9月15日は花火大会です!1万発の花火が打ち上げられます!この機会に、大切な人と幸せな時間を作りましょう!以上、ARS情報局でした!」



・・・花火、大会か・・・



しかも、15日って・・・ちょうど2ヶ月記念日・・・



これは・・・荒城と一緒に・・・



・・・よし、一か八か誘ってみよう。



あたしはケータイを開いてメールを打ち始めた。



『Dear:荒城 
 本文:9月15日暇??よかったら、花火大会行かない?
 From:椎那』



あたし、メール打つの早くなったなぁ。



ばーっと打ったメールを読み返す。



うん、これでいいや―――カチッ



画面には『メールを送信しました』という文字が浮かび上がった。