恋する気持ち


その言葉を聞いた瞬間、あたしの目から涙が溢れた。



「嘘・・・」



夢じゃ・・・ないよね・・・?



荒城が・・・あたしの事・・・好き、って・・・。



「嘘じゃねぇよ。ほんと」



そう言った荒城の顔は、あの時のように少し赤く染まっていた。



「・・・っ、ふぇ・・・っ」



嬉しすぎて、涙が止まらない。



「何でそんな泣くんだよ・・・」



不安そうな顔であたしを見る荒城。



だって・・・



「嬉しいんだもん・・・」



「え・・・じゃあ・・・」



言わなきゃ・・・あたしの気持ち・・・



「あたし・・・あたしもね・・・荒城の事・・・ずっと前から、好きです」



やっと言えた・・・



今まで辛いことあったけど・・・やっと言えた・・・



「マジで・・・じゃ・・・俺の彼女になってくれる・・・?」



あたしは、とびきりの笑顔で言った。



「うんっ・・・!!!」





こうして、夏休み中のある日。



あたしたちはカップルとなり、忘れられない日となった。