恋する気持ち


ピタッ



「冷たっ」



冷たさを感じる方向を見ると、



「ほらっ。サイダーで良かった?」



笑顔で、缶のサイダーを差し出してくる荒城が立っていた。



びっくりした・・・



「ありがとう♪」



缶のプルタブを開けると、プシュッ、っと爽快な音がした。



しばらく何も飲んでないから、喉もからっから!



サイダーの炭酸がのど元を通っていく・・・



「「ぷはぁー!」」



・・・・?



・・・・・ん!?



ハモったよね!?



やばい・・・



みるみるうちに体温が上がっていくのを感じる。



ちらっ・・・



っと様子を伺ってみる・・・けど。



「うんまぁー!」



相変わらず、サイダーを堪能している。



・・・そー・・・だよね。



たかがハモっただけだもんね・・・



単なる偶然に過ぎないよね・・・



あたしはそう言い聞かせた。