あー･･･何か変な感じ。
このあたしが･･･まさかある一人を好きになるなんて･･･
明日から荒城にどんな顔で会えば･･･
こういう時はエリに聞いてみよっ!!
あたしはエリに電話を掛けた。
plelelelele.....ガチャ
《椎那－？電話なんて珍しいね。こんな時間にどしたの？》
《エリぃ･･･今時間だいじょうぶ？》
《うん、平気だけど？》
《実はね････》
あたしはエリに全てを打ち明けた。
いつの間にか荒城を好きになっていたこと。
これからどうすればいいのか分からないこと･･･
エリは黙って聞いてくれた。
話し終わった後･･･
《そっかぁ－、やっぱりそうだったんだ》
《へ？》
《最近の椎那を見ててそう思ってたんだ♪荒城くんの事、好きなんだろうなぁって。おめでとぉ～!!》
《あ、りがと･･･でも･･･これからどう接していけばいいんだろう･･･》
《前と変わらず、いつもの椎那でいることが一番じゃない？素の女の子が可愛いんだよ》
《素のあたし･･･》
《そうそう♪･･･で？いつ告白するの？》
