僕の名前は、南条ハル。高校受験に失敗した中学三年の引きこもりだ。 僕の受験は、学校一の変人と称されるクラスメートの馬西流鹿により終わった。 受験日の前日に奴から貰ったアメを食べたところ、当日の朝鏡を見たら頭から触角が生えていた。 普通ネコミミとかウサミミだろ!! と叫び、慌てて奴に電話を掛けた。