ほんとに寂しかった。 唯くんは自分からメールとか電話は よっぽどのことがない限りかけてこない。 だから電話したいときは あたしからしなきゃいけないんだけど たまには掛けてきて欲しかった。 だから待ってたのに結局何もなかった。 「ぅうー・・・」 待ってた間のいろんな気持ちがよみがえっきて 涙が出てきた。 「ごめん、いよ」 ギュっ 泣き出したあたしを抱きしめてくれた。 久しぶりの唯くんの腕の中は あったかくて余計に泣けてきた。