今日も何時もどうりに俺は登校
iポッドの中にある曲を聴きながら学校へ入る
あぁ、俺の行ってる高校って
携帯意外ダメなんだが
皆持ってきてるし、別に良いかなって思って
俺も持ってくるようになった。
今日はエナメルが重い
部活道具が多い。
ペタペタと上履きのかかとを踏みながら
自分の教室へと向かう途中
いつも廊下で話している奴を見かける
いつもいつも廊下で話している
教室入れよ。
そう思って教室に入ろうとすると
いきなりエナメルを引っ張られた。
「!?」
後ろを見ると、その廊下で話していた奴の一人で
「……ごめん、中に先生いるから
iポッド隠した方がいいよ」
「え…?あ、あぁ、うん。ありがと」
そう言うとそいつはまた元の所に戻って
話始めた。
優しとは思うが
少し無愛想な面があると思う
石川 碧。
クラスの中でも大人しい方だけど
同性と一緒だと人によって
うるさくなったり、優しくなったり
その辺も含めて優しいと思う
人の事思ってくれてると思うし
今だって、生活委員なのに怒らないで
注意してくれただけだし。
俺はiポッドをエナメルの中に終い
教室に入ると、教卓の所には先生がいた
しかも部活の顧問の先生だった。
うわ、危ねぇ……
