「きっれー。」
「上に同意。」

私は今日からここ、春先学園に入学したのです。
私がここを選んだ理由といえば
なんといっても学校の設備とイベント!!

文化祭や体育祭はもちろん
1年生にも臨海学校があるらしいんだ。

私はそれが楽しみでこの学園に入学した。
勉強はそれほど苦手じゃないから
すんなり合格することができ、本当によかった。

「勉強、教えてくれてありがとね。」

この子は
私の中学からのお友達の大城戸綾乃(ｵｵｷﾄﾞｱﾔﾉ)｡
私とはうってかわって勉強が大の苦手。

そこで私が必死で教えてあげた結果、
みごと一緒に合格する事が出来たんだ♪

「どういたしまして♪」

友達がいるというだけでも
私としてはとても心強かった。

さすがに一人は悲しいからね。


「ｸﾗｽわけの黒板、もうでてるよ。」
「本当だぁ。」


なになに…
私のクラスわぁ…っと。

「やった。綾乃と同じだね♪」
「そうだね。よかったじゃん。」

よかった。
知り合いがいればなんとかやっていけそうだ。