あら? 私の涙も使えるかもしれない。 泣いてなんかいませんけど、悪態吐いた貴方の横顔に私は軽率ながら微笑んだ。 「今、汐らしいアタシにトキメキましたね?」 「なっ!誰がときめくかよっ!」 私の方を勢いよく見た貴方は更に顔を赤くした。 図星だったようです。 真っ赤になって瞳を揺らして喚く貴方は本気で嫌がっているんでしょう。 だけど、まるで幼い子供の様で、そんな貴方に胸が熱くなる私。 やっぱり、何処かが壊れてるのでしょうね。