「さっきは怒っていただろうが。本気で。」 だから蒸し返さないで下さい。 何故そんな事をするのですか。 「アタシの店ですから、揉め事は控えて頂きたかっただけですよ。」 「自分の店だから?平気でサボるくせにそんな精神あったんだ?何より自分大好きなくせに、怪我してまで?」 私の鉄壁の笑顔に、貴方は酷く怒った顔で言葉を被せるように吐き捨てた。 チラリと私の手の甲の爪痕を見た貴方の顔が益々歪む。