妄想店長~大人と子供~


 言い過ぎです。

 私は自分が思っているより子供だったらしい。

 顔の筋肉が慣れ親しんだ笑顔の作り方を忘れている。

 声にも言葉にも優しさの欠片もない。

 きっと、目が据わっているでしょうね。

 こんな私を見せたくなかったのに。

 全ては傍観できなかった私の所為。

 自業自得ってやつです。

 しんと静まり返る店内。

 小娘の視線を背中に感じる。

 私の怒りは言葉を失わせる程、鈍感な子供二人を戸惑わせる程、隠しきれていないみたいです。

 あぁ、失態。